若手サラリーマンの叫び

日系大手に勤める若手社員の声を聞け

0119あけおめ

どうも。

少し遅くなりましたが、今年もよろしくお願いします。

年始は両家族への挨拶なり新年会なりでバタバタしていたのでなかなか更新できずでした。

 

年始いきなりですが、社内公募制度について考えてみたいと思います。

実は私は年末に社内公募制度に応募していて、先日一次(書類審査)の合格通知を受け取りました。

 

社内公募制度で出ている求人は、人が足りずに忙しいところであったり、人はいてもメンタル的に厳しく定着しないところが多いようです。

 

もちろん、そんなところばかりじゃなく、新しく立ち上げた場所で拡大中のために人を受け入れたいというところや、退職者が出たための欠員補充というところもあるようです。

 

詳細は避けますが、私が応募したのは海外事業に関わるポストです。

社会に出てからというもの、もう五年間国内事業に従事していて、これからもそれを続けることが退屈だと感じてしまい、海外志向が徐々に強くなっています。

 

自身の成長のためにも様々な価値観の人と仕事がしたいし、なにより家族を色んな世界に連れて行ってあげたい。

 

妻はそれを望んでいるし、子供にもたくさんの経験をしてほしい。

日本でしかできない経験、海外でしかできない経験どちらも得てほしい。

もちろん、海外と一口に言っても様々な国があるのだけれど。

 

とはいえ、社内公募に関して悩む点は「出世」だ。

 

一概には言えないが、ぼくの周囲で社内公募制度で移動を叶えている人は出世が遅れている人が多い。

たまたまなのかもしれないが、事実として遅れがちなのだ。

 

ぼくはいまのポジションのまま、経理としての道を歩めれば多少は出世するんだと思う。

うちの会社は、経理に限っては大卒じゃない新卒採用をしていて、現場の経理を担当している。

そもそもの採用が別れている。

 

僕のような大卒は一応、経営幹部候補として育成されていて、近い将来マネージメント層に入る。

会社規模にしては相当少なく感じるほどの人数しか大卒は経理に配属されないし、経営幹部の定義にもよるが、いずれは役職者になっていく。

なので、先輩を見る限り昇進ペースが営業ラインの同期よりも早い。

 

さらに、経理だけは人材のグループ間交流も盛んで、希望を出して叶えば社内公募を利用しなくても他社に出向もできる。

 

じゃあ、ぼくも海外事業に希望すれば?

と思うだろう。ぼくも思う。

 

しかしだ、通常ルートでの移動は上司とのすり合わせ、受け入れ先の体制、人事の承認など様々な障壁がある。

 

それを取っ払うことができるのが社内公募のメリットだ。

よりダイレクトに、他者との調整が入らずに希望を叶えられる。

 

もしかしたら巡り巡ってくるのかもしれないチャンスを待つのか、はたまた、制度を利用して叶えにいくのか。

チャンスはやってくるのか、はたまた、叶えた暁に待つものは、望んだ未来なのか。

 

ぼくの今までの経歴を振り返ってみると、ほとんど自分の意思で決めてきたことがなかった。

 

中高は親の敷いたレールのうえで私立の一貫校に通い、大学は希望していた地方国立大に受かるも親からの反対で都内の私立に進学した。

就職先も、彼女(現嫁)が安定していそうなところに行ってほしいと言ってくれたから決めたようなものだ。

 

なんのスポーツをするかとか、どのサークル入るかとか、小さな意思決定はしてきたが、履歴書に書くような経歴を自分で決めてこなかった。

(大学進学の際は、地方に行く気満々だったので相当もめたな…)

 

社内公募は転職みたいなものだ。

 

今ぼくは初めて自分のキャリアを、自分の考えのもとに決めようとしている。

 

このブログを見ているわけないが、妻よ、ぼくに決定権を与えてくれてありがとう。

幸せにするためによく考えるよ。

 

海外に行くことは目的なんじゃなくて、豊かな生活を実現するための手段だ。

まだ時間はある、今一度整理するよ。

 

息子よ、君はどんな人生を送りたい。

 

そのお手本にぼくがならないといけないな。

 

ぼくが決して思えなかった「父のようになりたい」という気持ちを少しでも持ってもらえたら、こんなに幸せなことはない。

 

この心境は、しっかりここに書き留めておこうと思う。

また更新します。

 

でわ。